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症例の鍼灸院:鍼灸院志(こころ)

孫の世話による、ぎっくり腰

   

孫の世話による、ぎっくり腰

症状

鍼灸の症例「孫の世話による、ぎっくり腰」(広島市安佐北区・安佐南区)

1年前から週5日間ほど1歳の孫を預かっている。
最近、孫も大きくなり抱っこするとズシッと重く感じる。
オムツを換えて、おウンコさんをトイレに流そうとしたときに腰がギクッとなり、まともに立ったり、歩いたりすることができなくなり、寝返りをうつこともできなくなる。
10年ぐらい前に何度かギックリ腰になったことがあり、早く手当てをすれば早く治ると思っていたので、直ぐに受診されました。
孫のこともあるので、歩けるところまで早く回復したいということで、治療を開始しました。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2019年8月

  • 頻度

    ほぼ毎日

  • 通院回数

    5回

施術と経過

右腰から右ハムストリングの中間にかけて強い痛み、右股関節前面にもなんとも言えない痛みがあり、座ること以外は辛い状態でした。
そこで、座った状態で触診を行いました。
腰の上部の張り、股関節の屈曲動作に特に問題があったので、そこに関係のある手のツボと足の甲のツボに刺鍼を行いました。
施術前よりも立ちやすく、歩きやすくなり、横向きで寝れるようになったため、初回の施術を終わりました。
2回目は翌日来ていただき、同じ施術を行いました。
3回目は、右ではなく左の腰から臀部にかけてと股関節前が痛くなったので、それに対しての施術を行いました。
5回目の施術後には孫を抱っこできるようになったため、治療を終了しました。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

ぎっくり腰になると、歩くことはもちろん立つことや横になることさえ辛い状態です。
まずは、少しでも動きやすくなることを目的に施術を開始します。
少しでも動きやすくなることで、横になることや立つことが楽になります。
更に、施術を繰り返し動きを良くしていくことで早く治っていきます。
ギックリ腰も痛いから動けないのではなく、動けないから痛みが出るという症状の1つです。

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