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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

お酒で酔ったときに痛めた足首

   

お酒で酔ったときに痛めた足首

症状

鍼灸の症例「お酒で酔ったときに痛めた足首」(東室蘭駅)

3日前に晩酌してそのままソファーで寝てしまった。夜中にトイレのため目覚め布団から起き上がったときに左足首を捻挫してしまった。来院される日まで仕事が休みだったため経過をみた。自宅で出来る湿布やアイシングを行ったが変化はなく、3日目で一番腫れが強くなり、跛行するようになってしまった。そこで近くの施術できるところを探し当院へ連絡をいただいた。

  • 来院者

    50 代

  • 期間

    2020年4月 ~ 2020年4月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

圧痛は外果前下方にあり、歩行し荷重がかかると外果から小指にかけて痛みを呈し腫れ・熱感も同一部位にみられた。これらを解消するように炎症への対応と足首の柔軟性を高めることを施術方針とした。
そこで背骨にみられたコリに対して鍼をした。続いて腓骨頭付近にみられたコリに対して鍼をした。この時点で圧痛は消失、歩行時の痛みは残った。そこで股関節の緊張、腓骨筋の緊張に注目し足指のにあるそれぞれに対応するツボに鍼をした。施術後に跛行が無くなったことを確認し1回目の施術を終えた。

2日開け2回目の施術日、『左足を軸足にした片足のときに小指に痛みが出る程度、腫れも引けてほぼ大丈夫』とのこと。
腓骨筋の緊張がみられたため、腓骨頭の下にみられたコリに鍼をすると荷重時の痛みが解消された。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

足首捻挫によるダメージは腓骨筋に波及していたため、患部へのセルフケアでも即時変化がなかったと思われる症例であります。鍼では、患部とダメージを受けた部位の連動が崩れたときに痛みを発すると考えます。その関連する部位を見極め、施術に繋げることが出来れば痛みの解消と共に動きの回復を取り戻すことも可能であります。

担当スタッフ

洲崎 和広

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