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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

ご飯を食べるのが辛い・噛むときの痛み

   

ご飯を食べるのが辛い・噛むときの痛み

症状

鍼灸の症例「ご飯を食べるのが辛い・噛むときの痛み」(東室蘭駅)

3週間ほど前から食べ物を噛むときに左顎にズキッとしたした鋭い痛みがあり食べることが辛くなってきた。もともと右側の方に最大開口時に音がなる顎関節症があり、これを庇うように生活していると発症することはあったが今回のは治りが悪い。開口動作は問題ないが食いしばりを行うと痛みがある。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2020年8月 ~ 2020年9月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

1回目 、顎関節と関係する側頭部・耳裏に強い緊張があった。そのため、手のツボに鍼をして緩めた。 施術後、開口動作をしてもらったところ、「口が開けやすい。」とのこと。2横指半だったが3横指程開けることが出来るようになった。開口から閉口動作時に痛みがあったため、肩甲骨内縁のツボ・小指のツボを使うことで対応した。
2回目、食いしばりは10→7、強くは噛めない。前回のツボに背中のツボを加えると半減した。
3回目、『初回からみたら半減されました』と報告を受ける。食事はゆっくりであれば噛んでも痛くなくなった。これまでと同様の施術を行うとさらに半減された。
4回目、『生活上の痛みはほぼないが強くかんだ時の痛みは残っている』とのこと。これまでと同様の施術を行ったが痛みは変わらなかった。そこで右側の顎関節症の施術をおこなった。すると、強くかんだ時の痛みが半減した。
5回目、『だいぶ気を使わなくても生活できるようになってきた』とのこと。これまでと同様の施術方針で行い痛みがほぼ無くなったことで施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

顎関節の動きは背骨や肩甲骨の動きと連動しているため、施術ではそこに目をつけました。本症例に関して言えば、反対側にも開口時に音がなると言う顎関節のトラブルもあったためそちら側にも視点を向けることで早期に改善がみられたものと思います。

担当スタッフ

洲崎 和広

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