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症例の鍼灸院:梶谷接骨院・鍼灸院

妊娠26週目のぎっくり腰

   

妊娠26週目のぎっくり腰

症状

鍼灸の症例「妊娠26週目のぎっくり腰」(岡場駅/神戸市・三田市)

妊娠してお腹が大きくなるにつれドラム式の洗濯機から洗濯物を取り出すのが腰にこたえると思っていた矢先「ギクッ」となってしまった。今まで何度かぎっくり腰の経験があったため、いつも行っていた整形外科を受診した。今回は妊娠中のため、レントゲン検査もできないし薬も出せないから自宅で安静にしておくしかなと言われ帰らされた。帰宅してから横になっていた。主人が帰ってきたので起き上がろうとしたが痛くて全く起き上がることができなかった。翌日、何とか立てるようになったため、主人に連れられ梶谷接骨院・鍼灸院を受診する。

  • 来院者

  • 期間

    2017年11月 ~ 2017年11月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    5回

施術と経過

脊柱に明らかに動きの悪い箇所を確認できた。そこの動きが悪いがために腰椎に負担をかけ炎症を起こしたものだと考え、脊柱とスネに鍼をした。すると立ったり座ったり動作変換が楽になった。座って立つときにあと少しが伸びきらないので足の甲に鍼をしたところ伸びるようになった。2回目、痛みはほとんどなくなったが何かの拍子に右の仙腸関節付近がビリっとするとのことだった。もう一度身体をチェックすると肩甲骨の内側にコリがあったためそこに鍼をした。3回目、大きく深呼吸をすると響く箇所があるとのことであった。これは大きくなったお腹が横隔膜を圧迫しているためと考え横隔膜を調整するように鍼をした。5回目、日常生活に問題がなくなったため終了とした。

使用したツボ

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まとめ

妊娠中の腰痛などに鍼は副作用もなく非常に有効である。また、横隔膜は腰椎に付着するため横隔膜を調整することも重要である。特に妊娠中はお腹が大きくなり横隔膜の動きが悪くなることもある。

担当スタッフ

梶谷和史

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