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症例の鍼灸院:しらお鍼灸院

激痛で横になって寝ることができない腰痛

   

激痛で横になって寝ることができない腰痛

症状

鍼灸の症例「激痛で横になって寝ることができない腰痛」(岡山市南区)

7月の終わり頃に痛みがで始め病院を受診すると『L5/S1間のヘルニア』と診断された。痛みとシビレで横になることが出来ず、一か月座って寝ている。神経ブロックをしたり、リリカを処方されてペインスケールは10→7にはなったが、かなりツライ状態である。
ネットでホームページを見つけ連絡頂き来院した。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2018年8月 ~ 2018年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    6回

施術と経過

1診目 まずどのようにしたら痛いがでるかチェックしてみると前後屈、左右回旋、左右側屈すべてに痛みがでる。横に寝る事が恐怖で以前仰向けで寝てしまったら痛みで起き上がるのに1時間ぐらいかかった。椅子に座っている事はできる。少し歩いたら腰とお尻に痛みが出て足がしびれていまう。何かを跨いだりすると右の股関節に痛み出る。とりあえず座位は取れるという事なので、腰の緊張をとるために手のツボに鍼をした。そのまま詳しく問診すると痛めたときに中腰で作業をしていた。背中を触診すると背中に特徴的なコリと痛みがあったのでスネのツボに鍼をした。少し置鍼を行った。鍼を抜き、少し動きを確認すると痛みはあるものの少し動きやすくなった。これなら寝られそうという事で仰向けになってもらい、足のツボに鍼をした。起き上がる時の痛みの軽減してももの前の外側が気になるという事で背中のツボに鍼をした。再度動きの確認をしたところだいぶ楽に動けるという事で施術を終了した。
2診目 2週間後 前回の施術後、仰向けで寝れるようになった。歩くと3分くらいで腰やお尻のシビレが出てしまう。動きとしては前屈もだいぶマシになり、戻る時に痛みがでる。腰を右に捻ると右の腰、お尻にシビレが出る。
今回は最初から仰向けになってもらい、手のツボに鍼をした。次にうつ伏せになってもらい腰のツボに鍼した。腰も軽くなり、前屈から戻る時も問題なくなった。
3診目 1週間後 椅子からの立ち上がり、歩くとだるさがでる。痛みやしびれはだいぶ楽になっている。中腰で物を持つなどの動作で腰に違和感がでる。スネ、足のツボに鍼をし、腰のツボに鍼をした。
4~5診目 同様に施術をした。リリカを飲まなくても日常生活は問題がなくなってきた。
6診目 30分以上歩けるようになった。気になる動作は椅子に座った状態で首を後ろに傾けるお尻の辺りにしびれがでる。手のツボを使い、問題なくなった。日常生活では気にならなくなったので卒業となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

今回は腰痛のヘルニアと診断された腰痛の症例であった。病名に惑わされず、症状(現象)の改善するようにしたところ早い段階で快方へと向かった。
すべてに対応できるわけではないがヘルニアのような重たい症状でも動きを整える事により改善する可能性がある。

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