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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

瓦を持ち上げて発症した、仙骨周辺の痛み

   

瓦を持ち上げて発症した、仙骨周辺の痛み

症状

鍼灸の症例「瓦を持ち上げて発症した、仙骨周辺の痛み」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

1年半ほど前、自宅で瓦を持ち上げた際に腰痛を発症。整形外科でMRI・レントゲンの検査の結果、「筋筋膜性腰痛症」と診断される。しばらく言われた通りに安静にしていたが痛みが引かず、他の整形外科を受診。「腰椎椎間板ヘルニア」と診断される。
リハビリ運動を続けていたが限界を感じ、当院に通院経歴のある方の紹介で来院された。
また腰痛に加え、長時間の歩行後など疲労が溜まると背中にしびれを感じると言う。

  • 来院者

    男性

    50 代

  • 期間

    2018年9月 ~ 2018年9月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

動作チェックを行うと、腰の後屈時としゃがむ動作で痛みが出ることを確認。また、歩行後など疲れが溜まると背中にしびれを感じると言うことから、初回は足のツボを中心に鍼を行った。施術後は後屈での痛みが半分になり、可動域も施術前に比べ広がった。
2回目、「腰全体の痛みは引いたが、ベルトラインから下一体が逆三角形を形成する様に痛む」と言う。痛む場所から、仙腸関節の問題を疑った。肘とふくらはぎのツボを使い調整を行ったところ、仙骨周辺の痛みが軽くなる。
3回目、前回の施術後から仙骨周辺の痛みは消失。背中のしびれも忘れている。ベルトラインに痛みが残る。
4回目後、腰の気になる痛みが全て取れたため、終了とする。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

「逆三角形を形成した痛み」と言う限局した痛みがヒントになり、仙腸関節にポイントを絞り込むことができた。痛む部分と痛む動作が明確であったことで施術をスムーズに行え、少ない刺激での改善に繋がった。

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