野球の外野守備で痛めた左膝
症状
この方は草野球のリーグに所属をされており、主に外野を担当。
2018年7月中旬
外野の守備をされている時に左膝をグギッと捻りその場で倒れ込んだ。
病院での画像診断の結果、半月板や靱帯への損傷はみられなかった。
その時は「膝の捻挫」と診断された。
当院にいらしたのは発症後1週間
跛行をきたすような歩き方でご来院。
病院では特に指示がなく時間だけが流れていくところ当院にご来院。
特に膝を曲げたり、体重をかける事ができない状態だった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2018年7月 ~ 2018年8月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初回
痛みの段階的には10段階評価の8。
体重をかけたりすると特に膝のお皿の真下とその左側、膝の関節の内側に痛みが有る。
お尻のツボ、太もも後面のツボ、背中のツボにそれぞれ鍼を行なう。
来た時より違いが感じられたとのこと。
患者さん的な痛みの段階評価は8→4。
2回目
その次の週にいらした。
膝の状態は悪化はせず痛みの段階は3。
今回は膝のお皿の真下と内側に痛みが有り、太ももの裏側に張り感があるとのこと。
お尻のツボと太もも後面のツボ、腰のツボにそれぞれ鍼を行なった。
かなり体重をかけると痛みを感じるくらいになったとのこと。
痛みの段階は3→1。
3回目
さらにその翌週にご来院。
ほぼ支障はなく、草野球チームへの復帰も視野に入れていると問診時におっしゃっていた。
確かに膝を曲げても、体重をかけても気にはならない。
しかし、走ると膝のお皿の真下が痛む。
お尻のツボに鍼を打ち、軽くジョグをしてもらっても特に気にならないので終了。
その後特に問題はなく草野球に復帰された。
使用したツボ
まとめ
スポーツの障害の中でも多いのが膝の症状。
この方もそうだが直接膝にはアプローチをしていない。
あくまでも原因点と痛みを発する点は別であり、その原因点にアプローチをしていけば動きが変わり痛みは取れてくるという原理原則はどの症状も同じである。