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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

負担がかかると脚の外側痛む

   

負担がかかると脚の外側痛む

症状

鍼灸の症例「負担がかかると脚の外側痛む」(東室蘭駅)

小学生の子供と一緒に雪遊びをした日の夕方から脚の外側に痛みを感じた。その日は学校がインフルエンザ学休閉鎖のためいつもより子供といる時間が長かったため、しゃがんだり立ったりを普段以上にしていた。加えて寒さ・オーバースロー動作が多く肩にもだるさを感じた。

立ち仕事のため支障をきたし、日常生活でも車の乗り降り、階段の昇り降りのときに特に痛みを感じる。
腓骨中央部に圧痛があり、本人が自覚しているほど腫れも見られた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2019年2月 ~ 2019年3月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

下半身の緊張が肩関節の動きの制限をかけ症状を呈していると考えた。
そこで、腰部の緊張緩和を目的に脛にあるツボに鍼をした。するとやりづらかった肩の水平外転の動きが滑らかになり左右差がなくなった。しゃがんだり体重を患側にかけるとやや違和感があったため、足指にある股関節の動きを整えるツボに鍼をした。大幅に改善がみられたため、そこで終えた。

2回目、『肩の違和感はなくなった。疲れてくると脚の痛みを感じる』とのこと。
腫れの消失を確認し、重心を整える目的で肩甲骨内縁への鍼を加えた。

4回目には『痛みも気にならない』とのこと。施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

腓骨は身体の外側にあり、左右バランスにおける壁となる。この壁の過緊張を整えたのが本症例である。
そこで忘れてはいけないのは、肩甲骨との関連性である。この重心バランスを整えることで改善への道も早くなると考えている。

担当スタッフ

洲崎 和広

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