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症例の鍼灸院:はりきゅう那須院

マグネシウムや下剤の効きが悪くなってしまった便秘

   

マグネシウムや下剤の効きが悪くなってしまった便秘

症状

鍼灸の症例「マグネシウムや下剤の効きが悪くなってしまった便秘」(JR総武線 平井駅)

10代のころから慢性的な便秘に悩んでいて、普段からマグネシウムを飲んでいる。マグネシウムが効かず3日出ないときはコーラックを飲んでいるが、最近は2錠飲んでも出ない。先日は強いコーラックを3錠飲んだがその日は出ずに翌日に出た。
下剤は体力を持っていかれるので、できたら飲みたくないと思っている。最近は便意をまったく感じない。下剤で出しても残便感があり、すっきりしない。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2017年3月 ~ 2017年4月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

お腹に触れてみると、全体に張り感があったので、ゆるめる手のツボを使った。
さらに、胃のあたりと右腹部にも張り感があり押してみると痛みがあったので、そこにアプローチする鍼を加えた。
張った部分がゆるむまで5分ほどかかるので、鍼をさしたままにしてお休みいただく。
5分後、鍼を抜き、再度痛かった部分を押してみるも痛みを感じなくなっていたため、1回目の施術を終えた。

2回目、変化を感じられなかったということで、お腹の動きを助ける腰周辺をゆるめるツボも追加した。

3回目の施術中、お腹の動く音がした。その日の夜、下剤を飲まなくても排便があったとのこと。
「下剤を飲み始めてから便意を感じなくなっていたが、久しぶりに便意を感じられてうれしい」とのこと。
マグネシウムは1錠を半分にして飲んでいる。

5回目
前回より下剤もマグネシウムを飲まなくても排便できるようになったとのこと。
毎日は出ないが、残便感もなくなり、不快感もないとのことで、今回にて施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

慢性的な便秘の方のお腹は特徴的な張り感がある。それをゆるめて筋肉をしなやかにすることでお腹の動きも改善する。
強い下剤での排便は、腸の蠕動運動を急激に起こすために刺激も強く、不快感を伴ってしまう。
我慢して下剤を服用している方に、ぜひ鍼を試してほしい。

担当スタッフ

那須あゆ美

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