症状

１０日前から、右膝の内側が疼くように痛くなり、大腿の筋肉が漏電したように「ピリピリ」と痛み出す。痛みで車のアクセルを踏むのが怖い。整形外科で痛み止めと湿布を処方されるが改善されなった。３日後にフラダンスの発表会を控えており、何とかならないかと思い、来院された。

施術と経過

膝の痛みは膝蓋骨の下(内側)に限局。右膝に体重を乗せたり、深く膝を曲げると痛む。大腿後面のツボを使ったところ、即座に痛みが軽減した。 ２回目、膝を深く曲げれるようになった。しかしフラダンスの膝の動きをするのに恐怖心が残る。臀部にあるツボを使ったところ、膝が安定して「これなら踊れそう」と言うぐらいまでになる。さらに背部のツボを追加して調整を行なった。 その後、「無事に踊れた」と報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 内眼裏 R
• 膝根 R
• T11(1.5) R

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

膝の痛みは前面に出現していたが、原因は大腿後面の筋緊張であった。また、膝を深く曲げれなかったことで背部や臀部の筋肉にも緊張を作っっていた。

症例の鍼灸院：はりきゅうroom タスケ