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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

常に頭全体で鳴っている耳鳴りと、抜けそうで抜けない耳の閉塞感

   

常に頭全体で鳴っている耳鳴りと、抜けそうで抜けない耳の閉塞感

症状

鍼灸の症例「常に頭全体で鳴っている耳鳴りと、抜けそうで抜けない耳の閉塞感」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

2ヶ月前の夕方に突然、頭全体で耳鳴りが鳴り始めた。その日のうちに、掛かりつけの内科で診てもらったところ耳鼻科を紹介され、翌日に耳鼻科の聴力検査で右耳の聴力低下が確認され、「重度の突発性難聴」と診断される。
市民病院に入院して、1週間ステロイドを試すが改善されない。病院では「慣れるしかない」と言われる。
耳鼻科を変え、薬(リーゼ・カルナクリン・メチコバール)を処方される。それ以外にも、漢方薬や気功を試すが変化がない。
頭全体で常に「ジー」、たまに「プップップッ」という耳鳴り。右耳がこもる閉塞感があり、「ポッ」と抜ける感じが稀にあり、「そのまま抜けてくれ」と思うが、また閉塞するため聞こえづらい。
耳鳴りと聴こえづらさがストレスとなり、気分が沈みがちになっている。

  • 来院者

    女性

    70 代

  • 期間

    2018年12月 ~ 2019年3月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    16回~20回

施術と経過

右の側頚部に強い緊張があり、これが耳に影響していると考え、手のツボを使って緩めた。初回直後、頭全体で鳴っていた耳鳴りが、右耳のみに狭まり、音が「プー」に変化して「これぐらいの音なら我慢できる」と感想を得た。
2回目、耳の閉塞感が抜ける感覚が増え、こもり感が少なくなった。たまらない程の耳鳴りでなくなる。
3〜4回目、テレビの音、換気扇の音を聴き取れるようになる。耳の閉塞感をほぼ感じなく、聴こえが更に良くなった。
7回目、就寝時には、耳鳴りを感じなくなる。耳の閉塞感が完全に消失。ストレスで耳鳴りが悪化するため、反応のあった膝のツボを追加。
9〜10回目、耳鳴りが止む時間帯が増える。テレビのボリューム30→19に下げて聴きとれるようになった。
13回目、風邪を引いて右の鼻のみ鼻水が出る。足のツボを追加する。
16回目、耳鳴りが気にならないようになった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

頚部、肩背部の筋肉に過緊張があり、耳への血流が阻害されていたと考えた。頚、肩を緩めるようにツボを使って、耳へのアプローチを行なった。
初回の施術で、我慢できない程の耳鳴りが変化したことで気持ちが落ち着きを取り戻し、徐々に回復へ向かった。

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