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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

仕事を始めて凝りが悪化。頭痛とめまいを伴う。

   

仕事を始めて凝りが悪化。頭痛とめまいを伴う。

症状

鍼灸の症例「仕事を始めて凝りが悪化。頭痛とめまいを伴う。」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

10年前から慢性的な首の凝りを感じる。2年前に仕事を始めてから、凝りが悪化。週に一回程、後頭部を締めつける頭痛と、「ボー」とする目眩に襲われる。
半年前に鍼施術を受けて良かったが、効果はその時のみ。「根本から良くしよう」という気持ちから、他の鍼灸院も試してみようと思い来院された。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2019年2月 ~ 2019年3月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    4回

施術と経過

左頚部を触診すると、ビー玉大の硬結に触れることができた。立ち仕事で、下を向いて行う作業が多いということから足と背部のツボを使ったところ、ガチッと硬かった頚部の凝りが、細かい凝りに変化した。患者自身も「首こりが6割程減った」という実感を得る。
2回目、日頃から眼精疲労とドライアイに悩まされていることが分かり、手のツボを追加。
3回目、臀部のツボを追加することで、さらに凝りが減る。
4回目の施術時点で、頭痛と目眩が消失していることを確認。左頚の凝りをほぼ感じなくなり、右頚の方が気になる程になった。
「鍼施術を始めてから身体の調子が良い」と言うことで、本人の希望により定期的に通院をされている。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

慢性的な凝りをつくり出す原因には、様々な要因が考えられる。今回のケースは仕事を始められて症状が悪化していることから、仕事中の癖が関わっていると判断した。立ち仕事、下を向く、手先の作業ということを考慮して、多角的な方向から診ることで改善に繋がった症例である。

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