症状

今までも肩が挙がらなくなる事は何度かあったが数日で良くなっていた。
今回1～2か月良くならないため整形外科を受診しCT撮影してもらったが骨には異常はなく
四十肩と診断され湿布をもらった程度であった。

朝起き掛けが特に痛く段々時間が経つと動かせるようになる、寝返り時や夜間の自発痛もある。
日中動かせてはいるが動きは悪い。

施術と経過

肩の動きをみると屈曲が150度、外転は120度程度で痛みがありそれ以上挙げられない。
腕が重い感じで力が入りづらく重いものを持てない、仰向けで寝ていると痛みが強くなる。

座位で腰のツボを押して外転してみてもらうと動きが変わる。

腰のツボと足首のツボに鍼をすると肩の動きはかなり改善、その後肩甲骨の外側のツボと母指近くのツボに鍼したたと動かしてもらうと肩の動きは通常通りになった。腕の重い感じも改善した。

1週間後に2回目の施術を行ったが動き痛みともほぼ改善、3回で終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 申脈 L
• 肩貞 L
• 志室 L
• 六谷 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

肩の動きは腰まで関係している事も少なくない。腰のツボで肩の動きはかなり変化をした。普段デスクワークでずっとパソコンのキーボードを使用しており指先に力が入っていたのも腕の重さを感じるのに影響していたと思われる。

症例の鍼灸院：鍼灸室　楽