ツボネット ホーム

症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

目の奥がえぐられるように痛む

   

目の奥がえぐられるように痛む

症状

鍼灸の症例「目の奥がえぐられるように痛む」(JR品川駅/東京都品川区)

20年来の群発頭痛。2~2年半周期で群発期が来る。一度の群発期は1ヶ月半。
発作が来ると毎日、左目の奥がえぐられるような痛みが1時間続き、同時に左頚(うなじ)の後ろが「こぶ」のように硬くなる。飲酒と運動で悪化する。
ゾーミックやイミグラン皮下注を使うと痛みが治まるが、多用すると群発期が2ヶ月半に延びる。
今期は3週間前から群発期が始まった。目の奥の痛みに加えて、みけんが締めつけられるような頭痛も併発している。
発作が起きたらまず氷で冷やし、それでも痛みが治まらなければアマージとリザトリプタン(マクサルトのジェネリック医薬品)を服用している。
トリプタン製剤を使用したくないので、インターネットで治療法を検索。当院のHPを見て来院された。

  • 来院者

    男性

    50 代

  • 期間

    2018年1月 ~ 2018年2月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    4回

施術と経過

「こぶ」を感じる左頚(うなじ)に位置に触れると強いコリがあった。また左頚の前側の筋肉(胸鎖乳突筋)もはっていた。
左手と左膝、背中のツボに鍼をすると、左頚(うなじ)の後ろと左頚(胸鎖乳突筋)が緩んだ。
2診目に「目の奥は軽い痛みが1回。みけんの痛みは氷で冷やしても治まらず、リザトリプタンを服用した」との報告を受けた。
歯ぎしりがあることがわかり、顎の緊張が緩むように背中のツボを追加。
3診目。みけんの締めつけはなかった。目の奥は軽い痛みがあったが、氷で冷やすと治まった。2診目と同じ処置を行った。
4診目。「群発期がほぼ終わった。もう大丈夫だと思う」とのこと。左頚のこぶも消えおり、胸鎖乳突筋の緊張も見られなかったため、仕上げの施術を行って終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

過去の群発期は1ヶ月半~2ヶ月半続いていたが、今回は群発期3週間目から治療を開始し、1ヶ月で終えることができた。
頭痛と同時に頚(うなじ)がこぶのように硬くなることから、頚(うなじ)の緊張が群発頭痛に関わっていると推察される。
同時に出現する症状を解消すると、頭痛も改善するケースが多い。
また、歯ぎしり・食いしばりは頭痛と関係しているので見逃せない。

症例の鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

症例の鍼灸院

目の症状

皮膚の症状

顔面の症状

妊娠中の症状

不定愁訴

口内・口唇の症状

自律神経の症状

アレルギー

神経の症状

関節・筋肉の症状

女性の症状

胸・腹の症状

頭の症状

耳の症状

頭部

顔面部

頚部

肩上部

上腕部

前腕部

手部

手掌部

胸部

肩甲部

腹部

背部

腰部

臀部

大腿部

下腿部

足部

足底部