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症例の鍼灸院:フルミチ鍼灸院

ひと月に2度のぎっくり腰後の腰痛

   

ひと月に2度のぎっくり腰後の腰痛

症状

鍼灸の症例「ひと月に2度のぎっくり腰後の腰痛」(愛知県あま市 / 名鉄七宝駅)

2019年5月上旬、下旬。
下に置いてあるものを取ろうとし、2回のぎっくり腰を経験。
ご来院された時は発生後5日が経過。
状態は落ち着いてはいたものの営業職でお辞儀をしたり、そのお辞儀姿勢から戻す時に腰部に痛みが出る。
そのため仕事に支障が出るようになってきた。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2019年6月 ~ 2019年6月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

初回
痛みがある部位を確認すると右腰部〜骨盤部にかけて痛みがあった。
動きとしては前屈する時、前屈時から戻したり、立位の状態で上体を反る時に痛みが生じた。
まず一番痛みがある前屈からアプローチ。
うつ伏せで骨盤上部の反応を確認すると痛みが出た。
太もも後面のツボに鍼をしてその骨盤上部の反応を確認するとその痛みはなくなり、前屈をしてもらっても腰部に痛みは無くなった。

次に前屈時から戻した時は気にはならなくなったが立位から上体を反らせた際に腰部が詰まる感じがあり痛みがあった。
うつ伏せになってもらい腰部中位の反応を確認したところ右側に明らかな圧痛。
その後右の膝裏のツボに鍼をした。
先ほどまであった右側腰部の圧痛は消失し、立位から上体を反った際にみられた腰部のつまり感や痛みは消失した。
大変驚かれていた。

2回目
立っている状態では何も気にならなくなった。
しかし、営業で車の運転をしていると右側の腰部と骨盤部(仙腸関節と呼ばれる部位)の痛みがうっすらと出てくるようになった。
座っている時に痛むのでその状態で車のシートに接する部位に関連する反応を確認したところ反応が見られた。
さらに動きとしても前屈をしてもらうと太ももの裏が張って腰部に違和感があった。
太ももの裏のツボに鍼をした。
前屈時の痛みも座っている時に関連する部位の痛みも消失した。

次に骨盤部(仙腸関節部)の痛み。
ふくらはぎのツボを使った。
その骨盤部の痛みも消失した。


その後は気になる時に施術にいらっしゃるという形になった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

もともと腰痛がある方で年に数回ぎっくり腰になっていました。
この方にとってどんな動きがしにくいかなど状態を把握して、適切なツボに対して鍼で対応をしていけばこのように問題なく好転していきます。

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