症状

４日前の仕事後から腰全体がフラフラして力が入らない感覚になってしまった。最初は連続勤務が続いたため身体が疲れていると思い休息をしていたが症状はなかなか改善しなかった。３歳の子供と小走りも出来なく、同じ体勢で居続けることが難しい。腰を動かそうとすると骨盤が安定しないためか思うように動かなった。

当院のことはインターネットで調べ連絡をいただいた。

施術と経過

下半身の緊張に注目し、立っているときの感覚を取り戻すように施術方針を立てた。
１回目、特に仙腸関節の緊張が強かった。そのため緊張部に関連するツボに鍼をすると歩容がスムーズになり、ふらつきが無くなった。
２回目、屈む動きに制限が見られたため腰の動きに注目した。膝裏のツボ・大腿後面にあるツボに鍼をすると動作制限はなくなった。この間ふらつきもなく、経過良好である。
３回目、特段症状はない。前回と同様の施術をして終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 曲池 L
• 胞肓 L
• 玉人 R
• 委中 L
• 殷門 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

ふらつきは立っているときに起こるので下半身に注目しました。腰部の土台となる仙腸関節の緊張が取れると立っている感覚が変わり安定感をもたらしたと思います。一回目の施術で大幅に改善されたため、２回目・３回目とスムーズに進めることが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院