症状

8月のあたまぐらいから風邪を引き、やっと治りかけたかと思ったら常にお腹(下腹部)が張ってしんどい。寝ていても、起きていても感じる。食欲はいつも通りぐらいで便通は2～3日に1回のコロコロな便がで便秘ぎみ。

施術と経過

一回目　お腹を確認すると硬く軽く押してもいやな所がある。そこを緩めるため足と手に鍼をした。先ほどと同じ所の硬さを確認した所また嫌な感じは残るものの硬さは緩んでいる。お腹の張りを確認してもらうとさっきよりはいいけどまだ張りはある。

二回目　5日後　前回の２日後にコロコロではあるが大量の便がでた。お腹の張りは前回よりはよい。前回と同じように施術を行う。

4日後に確認の連絡を行うとお腹の張りを忘れて過ごしていると教えてもらい、便通も割と出ている。またおかしいと思えばすぐに連絡をくださいと伝えて卒業となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 上巨虚 LR
• 曲池 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

お腹の張りはお腹の緊張との関係が深い。緊張を緩和してあげると張りもとれ、腸の蠕動運動も改善し、便通にもよいと考えられる。子供にも大人にも鍼は便秘に対しても効果が発揮できるはずである。

担当スタッフ

片岡　興輔

症例の鍼灸院：しらお鍼灸院