症状

３日前の朝起きたときに、股関節の前側にズキズキとした痛みを感じ起き上がることや歩くことが困難になった。様子をみていたが痛みは増していき夜中にも病み、歩容も崩れてきたのでインターネットで調べ当院へ連絡をいただいた。

施術と経過

股関節前側に特異的な緊張を見つけ、ここを緩めるように考えた。また、炎症反応もみられたため合わせて施術を行った。
胸椎にある炎症に関わる特異的なツボに鍼をすると接地時の痛みが緩和された。また、股関節の屈曲可動域を高める目的に足指にあるツボに鍼をした。
ここで再度、緊張部をみていくと鼠径部に強い緊張を見つけた。そのため、関連するツボに鍼をして仕上げた。
施術後『来た時と比べ半分くらいかな』と言う感想をいただいた。

二回目、『９８％くらい大丈夫だよ』と伝えてくれた。施術を終え時間が経つに連れて段々と痛み・動作が改善されてきた模様。残る緊張を取り除くように施術を行い卒業となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• T5(1) R
• 中腰 R
• 開魄 R

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

デスクワーク中心の職業であり最近は忙しく座位時間が長かった。そのため、自ずと股関節が緊張しやすかと思われる。この部のコリは大きかったが１つ１つのツボを効果を確認しながら行うことで最短で施術を終えることが出来た。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院