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症例の鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

椅子から立ち上がる時の激痛

   

椅子から立ち上がる時の激痛

症状

鍼灸の症例「椅子から立ち上がる時の激痛」(名鉄桜井駅/愛知県安城市)

5日前に2時間ほどイスに座って話を聞いていたら、突然立ち上がりで鋭い痛みが走るようになった。
何もしなくても治まるかもしれないと思っていたが変わらず、もみほぐしの所へ2日通っても症状が変わらないため鍼灸を考えた。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2019年9月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

動作を確認してみると腰の前屈、後屈、側屈、捻る動作全てで痛みがあった。
日常動作では「椅子からの立ち上がりが辛い」「立ったまま靴下を履けない」「床の物を拾うのが支えが無いとできない」がみられた。
痛みが強く広い範囲であったため触診で痛む場所や緊張を丁寧にみたところ、膝の裏の緊張が強い事がわかったためその緊張を取るように施術した。
また辛い動作が全てかがむ動きが関係しているため、背骨の反応をみていったところ緊張があったため対応する足のツボに鍼をした。動きを確認すると違和感が残るが痛みなくどの動作もできるようになったことを確認できた。

初診から2日後、「右足に体重をかけると痛みが生じる」という症状のみになった。
右膝裏と大腿の裏に硬さがみられたためその緊張をとるように施術をしたところ、痛みが消失した。
その後も痛みが無い状態が続き、中腰や重いものを運ぶ動作をしても再発はないことを確認した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

「イスから立ち上がる時に痛い」が立ち上がってしまえば痛みはほぼ無いということで、一番辛いのは中腰の状態の時とわかった。どの動作で辛いかを的確にとらえることは施術の大きなヒントになる。
「右足に体重をかけると腰が痛む」という状態では、右足の筋肉の緊張が原因でスムーズに体重を乗せられないのではと考え臀部~足の触診を丁寧にしたことで良い結果が得られた。

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