症状

慢性的な腰痛を抱えており、最近では足首の外側に痛みを感じるようになった。黙っていると症状を感じないが夕方や活動量が多かった時には腰部、足首周辺、臀部にズキズキと刺さるような違和感がある。自分では姿勢の悪さが原因と思い、専門家の意見を求めて当院へ連絡をいただいた。

施術と経過

患者さんが訴える腰や足首の違和感の部分を触ると外側に緊張が強く症状と一致していた。また、大腿部外側にも強い緊張が見られベッド上で背臥位をとってもらうと右下肢が外旋していた。このことから体幹の外側の緊張を考えた。

重心バランスを考え肩甲骨内縁にあるツボに鍼をした。すると体幹外側部にみられた緊張がとれ、背臥位をとってもらうと『つま先が上をむいている』驚かれた。
歩容も安定し、足首や臀部に感じていた違和感が取れたので施術を終了とした。

１０日後に『施術後の調子が良く、症状消失している』と言う確認も取れた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 六丘 R

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

患者さんが思っていた『姿勢の悪さが原因』は重心バランスを整えることで解消できた症例であります。
自分では調整しづらい重心でありますが鍼施術ではピンポイントの刺激により1本の鍼で調整することが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院