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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

体育やサッカーで起きる踵の痛み

   

体育やサッカーで起きる踵の痛み

症状

鍼灸の症例「体育やサッカーで起きる踵の痛み」(東室蘭駅)

半年ほど前から体育の授業やサッカー(部活)をしていると両足の踵が痛くなり思うように動くことが出来なかった。調子が良いと思い運動をできたとしても運動後の痛みは耐え難かった。そこで整形外科へ受診すると『踵の成長痛であります。アキレス腱には炎症がおきています』と言うことで1週間分の飲み薬や湿布を渡されたが改善されなかった。その後は、ずっと踵に負担がかかると痛くなると言う状況が続いた。
成長痛であれば休暇を設ければ痛みはなくなると思い経過をみたが半年経っても変化がなかったので当院へご相談いただいた。

  • 来院者

    女性

    10 代

  • 期間

    2019年9月 ~ 2019年10月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    7回

施術と経過

ふくらはぎの緊張が強く、左右の踵部に圧痛があった。
1回目~2回目、炎症反応が強くみられため背骨にある関連するツボに鍼をした。また、股関節の屈筋群にも強い緊張があったため足指に鍼をして対応した。最後にふくらはぎにみられた緊張に対して鍼をした。

3回目『左の方が痛みが強く感じる』とのこと。
左をメインに手の甲のツボ、仙骨のツボを加えた。
4回目『体育をやっていても痛みなく出来るようになってきた』とのこと。
施術はこれまで同様に行い、ふくらはぎの導引・大腰筋の導引を加え連動を意識づけさせた。

6回目『サッカーも出来るし、終わったあとも痛くない』とのこと。
経過をみるために7回目の間隔をあけたが良好だったため施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

踵の痛みは多くは踵が原因となることは少ない。全身を診て患部に負担をかけている緊張を取り除くことが重要である。本症例は半年前からの悩みであり、左右共に痛みが出ていることから施術期間を要したが施術後にフィードバックをしていくことで卒業まで進めることが出来たと思う。

担当スタッフ

洲崎 和広

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