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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

開口時の雑音と開口不全

   

開口時の雑音と開口不全

症状

鍼灸の症例「開口時の雑音と開口不全」(東室蘭駅)

4か月前から顎が外れたような感覚になり、開口時のガクガクとした音と口の開けづらさが続いている。
インターネットで調べると歯医者へいっても装具の装着が治療方法であり、根本的な治療を希望し当院へ連絡をいただいた。

  • 来院者

    20 代

  • 期間

    2019年12月 ~ 2020年1月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

顎関節を成す耳の裏側をみると両側に緊張がみられた。また、肩甲骨の内縁にも緊張がみられた。
そこでより圧痛の強かった右側に注目し、それらに対応する箇所に鍼をした。
開口時の音の減弱と開口機能が半分取り戻したことから1回目の施術を終えた。

2回目、『音は気にならなくなった。口の開けづらさを診てほしい』とのこと。
開口動作に注目し施術を行うことにした。左側の顎、頸背部の緊張が強かった。そこで前回のツボに加え、手の甲のツボを使い全体的な緊張にも作用させた。すると開口がスムーズに出来るようになった。

3回目、『耳の後ろあたりでたまにボワーンとした感覚が出る程度であり顎の動作には支障をきたしていない』とのこと。
頸部にみられた緊張を解消すべく施術をし、経過も良好なことから終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

顎関節の両側のトラブルであったことから、変化を確認しながら行った。そこで重要になってくるのが身体の緊張であります。この緊張を見抜き変化を確認しながら施術をスムーズに行うことが出来ました。
顎関節は肩甲骨のコンディショニングとも関わり深く多くはコリとなり現れます。これを見極め、施術を行い変化を出せるのが鍼灸の醍醐味と感じた症例となりました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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