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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

痺れと無意識で組んでしまう脚

   

痺れと無意識で組んでしまう脚

症状

鍼灸の症例「痺れと無意識で組んでしまう脚」(東室蘭駅)

散歩を日課としており、歩いていると痺れを感じるのがここ数か月の間に頻発するようになってきた。また、今までなかった安静時に無意識のうちに患側の足を組んでしまうことに気が付いた。5日前に総合病院にかかり身体のあらゆる部分を疑ってみたがいづれも陰性であった。唯一言われたのが整形外科での『年齢による、腰の骨のズレ』であり、それには解決策はないと言われた。このことを同僚に話すと当院を紹介してくれた。

  • 来院者

    80 代

  • 期間

    2020年1月 ~ 2020年1月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    3回

施術と経過

症状から臀部の緊張を考えた。圧するとピンポイントでの圧痛がみられた。そこで肩甲骨、ふくらはぎの連動を考え緊張部位と関連するツボに鍼をしたところ圧痛はなくなった。

2回目、『症状は出ていない自分でも足を組んでいない気がする、いつも1時間かかる散歩コースがこの所50分で歩くことが出来ている』とのこと。前回部位の緊張はほぼ消失しており、股関節屈筋群に緊張がみられたため関連する足指に鍼をした。

3回目、『足全体が温かく、さらに状態が良くなった気がする』とのこと。
これまでと同様の施術方針で行い再発予防に努めた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

足の痺れだからこのツボが効くと言うほど施術は簡単ではありません。症状を聞き取り理解し進めていく中で突破口が開けることが多々あります。本症例は、臀部の緊張が痺れ・脚を組んでしまうことに繋がっていたと言えます。散歩を日課していることから、施術効果も体感しやすかったことも大きいと思います。

担当スタッフ

洲崎 和広

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