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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

吐き気を伴う回転性めまい

   

吐き気を伴う回転性めまい

症状

鍼灸の症例「吐き気を伴う回転性めまい」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

1年前、耳鳴りとめまいがあって入院。検査の結果、「メニエール病の疑い」と告げられる。処方された薬「メリスロン」「プレドニン」等で対処していたが薬が効かず、その後も入退院を繰り返していた。
ここ1ヶ月の間に、頻繁に耳のつまり感とめまいが起こるようになった。縦や横に流れるようにグルグル回るめまいと、常に吐き気がある。めまいが起こる直前は、首が張って痛く感じることから「首の凝りが関係しているのでは?」と考え始めた。病院や耳鼻咽喉科の医療機関では話をろくに聴いてもらえず、薬を処方されるばかりで根本的な改善にはならないと思い、鍼灸院に来院された。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2019年9月 ~ 2019年10月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    10回

施術と経過

身体に触れて確認してところ、左の頚部に顕著な凝りが見つかった。手足のツボを使って頚部の筋肉を緩めた。また慢性的な鼻づまりもあることから、膝のツボを使って調整を加える。
2回目、吐き気が消失。朝起き上がる時に「フワー」として気持ち悪さが出そうなことから、小指のツボを追加する。
3回目、日常生活で回転性のめまいは、ほとんど感じなくなった。左耳のつまり感が気になる。
4回目、耳のつまり感が改善。歩いているとき「フワフワ」した感じがある。
6回目時点で、めまいが出現しなくなったことを確認。
10回目、頚の凝りも気にならなくなった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

本人も疑っていた通り、頚の凝りが原因だった。凝りが耳に近い場所にあったことから、左耳に影響して症状が出ていたと考えられる。また慢性的な鼻づまりを抱えていたことから、鼻の調整をするツボを加えることで全ての症状がうまく改善に向かった。

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