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症例の鍼灸院:しん鍼灸院

歩いてもじっとしてても広範囲に広がる腰痛

   

歩いてもじっとしてても広範囲に広がる腰痛

症状

鍼灸の症例「歩いてもじっとしてても広範囲に広がる腰痛」(横須賀市)

1週間前から仕事をしている時に腰に痛みを感じた。翌日以降、痛みが強くなり歩いてもじっとしてても痛みが続いていた。翌週からイベントに参加するので、それまでにどうにかしたいと思い、ネットで当院を見つけ来院した。

  • 来院者

    男性

    70 代

  • 期間

    2017年8月 ~ 2017年8月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

〈1診目〉
問診していくと、仕事で日常的にあぐらをかいて前傾姿勢で絵を描くということがわかった。動きを見ていくと、立位での後屈、あぐらをかいた状態からの前屈で痛みが強くなった。身体を見ていくと顕著な圧痛があったので、緩めるためにそれぞれ手と足に鍼をすると、痛みが改善し動きやすくなった。歩く時に鼠蹊部に痛みを感じるので、確認すると顕著なコリを見つけたので、足に鍼をすると鼠蹊部の痛みが改善した。立位でじっとしている時に重だるさがあったので、肩に鍼をすると改善されたので終了した。

〈2診目〉
(3日後)立位での後屈は楽になっている。前回より楽だが、あぐらをかいて前傾姿勢になる時や、立位での重だるさはまだある。改めて問診をすると、便秘になると腰痛が出るという話があった。お腹をみていくと、便秘特有の硬さがあったので、前回と同様の施術に足のツボを追加すると、痛みが大幅に軽減したので終了した。

〈3診目〉
(9日後)イベントには問題なく参加ができた。痛みもあぐらをかいたときにわずかにあるだけであったので、足に鍼をすると解消されたので施術を終了とした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

日常的にあぐらをかいた状態で筆を持って作業をしていたことで、股関節や仙腸関節に負担がかかったものと考えられた症例であった。便秘で腰が痛むということで、お腹の過緊張もあった。痛む動きや状態を確認し、対応した部分を緩めたことで、痛みが解消された症例であった。

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