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症例の鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

突発性難聴後、改善されない耳鳴りとつまり感

   

突発性難聴後、改善されない耳鳴りとつまり感

症状

鍼灸の症例「突発性難聴後、改善されない耳鳴りとつまり感」(JR千里丘駅/大阪府吹田市)

10日前、自宅でテレビゲーム中に右耳が「パンッ」と鳴って、おかしいと感じた。翌日、耳鼻科で聴力検査をした結果「突発性難聴」と告げられる。ステロイドを服用して聴力は回復したが、耳鳴りと耳のつまり感が改善されない。「キーン」と高い音が鳴っており、不安で寝つけないこともある。山の上に行った時に耳がつまる感じがあって、ツボを飲み込むと抜ける。改善のために、できることは何でもやってみようと思い来院された。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2019年10月 ~ 2019年12月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    7回

施術と経過

頚の動きを確認すると、右に振り返りづらさがあり、右頚部に顕著な硬さの凝りが見つかった。手のツボを使って緩めたところ、凝りがほぐれ、振り返るのも楽に感じられる。
2回目、食事中に噛むと右顎が「ムチッ」となることが分かった。手首のツボで顎関節の調整を行った。
3回目、耳のつまり感が消失。以前より耳鳴りを強く感じるようになる。
4回目、耳鳴りを気にしないようになってきた。疲れた時にだけ、耳鳴りがする。
7回目、耳鳴りが気にならなくなる。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

頚部や顎関節が緊張していると、耳に悪影響を与える。聴力が回復しても、耳鳴りや耳閉塞が残る場合は、耳周囲の緊張を疑ってみる必要がある。

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