症状

ストレッチで背中を伸ばした後から、肩甲骨の内側が痛む。
呼吸をするだけでも痛み、体を左右にひねると特に痛む。
背中の力を抜くと痛むので座るときは常に力を入れて背中がまっすぐになるようにしている。

施術と経過

肩甲骨の内側に顕著にハリがあり、特に硬くなっている肩甲骨の上部を緩めるために手と足のツボに鍼をするとその部分の痛みがとれ、下に移動した。
痛みの移動した場所と関連する肩と腰のツボに鍼をすると体をひねった時の痛みが軽くなり、息が楽にできるようになった。
肩の上部にこりが残っていたので足のツボに鍼をし、さらに痛みが改善したことを確認して施術を終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 合谷 R
• 三陰交 R
• 巨峻 R
• 雲峡 R

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

肩こりがあるところにストレッチにより体に負担がかかったと推測した。
痛むところには鍼をせず、本当の原因となっている部分に施術し丁寧にコリをとることにより、体が本来の動きを取り戻すことができた。

症例の鍼灸院：こうのとり健康鍼灸院