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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

鼻炎を伴う頭痛が続く 鼻詰まり→肩こり→頭痛を引き越した。

   

鼻炎を伴う頭痛が続く 鼻詰まり→肩こり→頭痛を引き越した。

症状

鍼灸の症例「鼻炎を伴う頭痛が続く 鼻詰まり→肩こり→頭痛を引き越した。」(東室蘭駅)

鼻炎があり、この時期は特に辛い。鼻が詰まりいつも鼻根部にムズムズした違和感を抱えていた。鼻が気になり始めると首筋に沿った張り感があり、首から肩にかけて重みを感じ黙っていても気になるくらいであった。当初は疲労から来ているものと思い5月連休を休養に努めたが仕事をすると今度は後頭部の方にズーンと重たい頭痛を感じるようになり家族に相談してみると当院を紹介された。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2020年5月 ~ 2020年5月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

身体所見として、ふくらはぎの冷え・後頭部の緊張(硬結と圧痛)は著明であった。そのため、まずはこの部の改善を図った。ふくらはぎのツボ・臀部のツボを使うことで対応した。この時、『何か不思議な感じ』と全体の症状が緩和された模様。後頸部、特に第三頸椎に特異的な緊張を見つけたので手のツボで対応した。最後に足のツボ・手のツボを使うことで頸部の緊張を和らげた。
頭痛、鼻詰まり、脚の冷えが解消されたことを確認し、1回目の施術を終えた。

2回目、『頭痛なく快適に過ごせている、肩こりをやや感じる程度』とのこと。
同様の施術をすることで対応した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

顔面部の症状は貯まった熱を降ろすルートの確保が必要になります、そこで後頭部、後頚部に注目しました。ツボを用いる鍼施術を行っていくと変化がありました。全体の緊張を緩和させた上で残った第三頸椎の緊張は鼻根・眉間と密接な関連があるためこの部を手のツボを使いピンポイントで施術できるのは鍼灸の特権と思います。
また、冷えた足を考えたときに冷えている足だけを温めていれば解消されるほど簡単な問題でもありません。やはり全体観察を行ったうえで個々の原因を探す必要があります。

担当スタッフ

洲崎 和広

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