首を動かした時、首肩に強い痛みが走る
症状
1年ぐらい前に朝起きた時に首肩に強い痛みを感じ、動かせない状態になった。その時は放っておいたら治ったが、それ以降趣味のゴルフをする時には痛むこともあった。1週間前に風邪を引いた後から同じ部位の強い痛みが再発。首を動かしたり、その部位に負荷がかかった時に強い痛みが出る。就寝時には1時間ぐらい痛みが続くことがある。
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来院者
男性
40 代
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期間
2020年3月 ～ 2020年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
痛みの出る動きを確認していくと、どの動きをしても首から肩にかけて痛みが出る状態であった。特に痛みが強く出るのが首を回旋した時だったため、その動きの調整から行った。また、首の動きと関係する肩甲骨外側にも顕著な緊張が見られたため、そこも緩め、首の動きの改善も図った。
2回目の時には前回と同じ部位の痛みはなく、肩甲骨の奥が痛むとのことであった。肩甲骨内縁に反応があったため、臀部のツボを使って緩めた。
3回目では、首肩の張りはあるものの痛みはほぼ気にならない状態とのこと。まだ残っている首肩の張りを緩める施術を行い、終了とした。
使用したツボ
まとめ
最初はどの動きにも制限があり、痛みも強い状態であったが、細かく状況を確認していくと、より制限が強い動きがあることがわかった。その動きを良くすることから施術を進めていったところ、良い結果が得られた。痛みではなく、動きの制限をなくすことにフォーカスを当てたことで早期に症状を改善させることができた。痛みが強い時にはあまり多くの回数を動かしてもらうことはできないが、できるだけ少ない回数でその動きを割り出すことが重要である。
