ロキソニンを飲み続けた後に起こった背中の痛み
症状
２カ月前から肩から前腕への痛みが激しくそれからロキソニン錠を毎日飲み続けた。結果、治まってきたが1週間前からは背中が痛くじっとしていられない。仰向け・うつ伏せはさらに痛くなるため就寝姿勢が定まらなく酷い不眠状態であった。仕事でも反ったり・屈んだりすると痛みを伴うので支障をきたす。昨日、近所にあるマッサージ店へ行きマッサージを受けたが効果を感じられず違う手段と言うことで当院へ連絡をいただいた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2020年5月 ～ 2020年6月
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頻度
週2～3回
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通院回数
6回
施術と経過
胸腰椎移行部に特異的な緊張がみられ、動きによりこの部の痛みが発現していた。この部の緊張を解くことを第一に考え、股関節の伸展動作改善などを促した。その時の身体の反応(主に背中のコリやお腹の緊張)をみて適切なツボを選び施術をした。
２回目の施術前『痛みは変わらないが施術後からご飯が美味しく不思議な感じ』
３回目の施術前『仰向けで寝ることが可能になった。うつ伏せも出来るので身体も少し楽である』
４回目の施術前『状態は良い、夜寝れるようになったので良くなっていると思う』
５回目の施術前『仕事で重たいものを上へ上げるときに背中が突っ張る程度』
６回目で日常生活や仕事でも気にならなくなり、状態が安定していたことから終えることにした。
使用したツボ
まとめ
薬を飲み続けたことで胃に負担をかけてしまったと思われます。なぜなら、胸腰腰椎移行部は、胸椎伸展の動き・一回目の施術後にあった“ご飯が美味しく感じた”とも繋がるからであります。問診時に早食いになる傾向があることを把握していたため、本人にも気をつけてもらった事で症状が落ち着いたと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広
