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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

デッドリフトで痛めた腰

   

デッドリフトで痛めた腰

症状

鍼灸の症例「デッドリフトで痛めた腰」(東室蘭駅)

コロナウイルスの影響で見合わせしていたスポーツジムが再開され、2日連続行った。昨日のメニューのデッドリフトをやっている際に腰を落としたとき『グキッ』と痛みが走り思わず叫んでしまうほどであった。家に帰り、湿布や塗り薬など自分で出来ることをやってみたが効果を感じることが出来なかった。座っているところから立ち上がるときや屈む動きなどデッドリフトで痛めた肢位を伴うと増悪する。今朝は黙っていても痛く、昨日まで必要なかったコルセットも必要と思うほどであった。そこで、地域の腰痛を施術できるところを調べると当院がヒットした。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2020年6月 ~ 2020年6月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

当院に来られた時が痛みのピークであったことと受傷肢位である中腰の動きの注目し施術を行った。炎症を抑える目的で脊柱にあるツボに鍼をした。また、動きの視点から胸椎の可動性低下がみられたため脛にあるツボに鍼をした。また、腰部にも強い緊張をみられたため膝裏にあるツボで対応した。動きでみると中腰は取れるようになり屈むときに痛みが残っている、施術前と比べ6割程改善されたため1回目の施術を終えた。

2回目『終わった後、好転反応なのか少し怠くなったような感覚があったが時間が経つと良くなってきた。朝起きてから段々と体が軽くなってきた』とのこと。屈む動作を行うと若干の痛みがあり、日常生活ではコルセットがいらない程度になった。腰部にみられた緊張に対して足のツボを使うと動きを取り戻した。経過も良かったことから施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

デッドリフト時の胸椎屈曲の動きが制限され腰痛を引き起こしていたと思われる症例であります。この症例を振り返ると痛みのある腰部だけをみていては動きを取り戻すためにもっと時間がかかっていたと思われます。言うまでもなく、受傷機転も大切であるので様々な情報を整理して必要箇所に手が届くように精度を高めていきたいと思います。

担当スタッフ

洲崎 和広

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