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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

主に仕事をしているときに感じる腰からお尻にかけての重だるさ

   

主に仕事をしているときに感じる腰からお尻にかけての重だるさ

症状

鍼灸の症例「主に仕事をしているときに感じる腰からお尻にかけての重だるさ」(東室蘭駅)

介護職をしており、一カ月前に部署異動があり入浴やレクなど仕事が増えた。主に入浴業務が週1~2日あり、その時は1日がかりで行うため心身ともに疲れ、特に腰からお尻かけて重だるくなってしまう。介護度の高い人が多く、慣れていないこともあって緊張しやすい。休みの日など仕事をしなければ状態は悪くならないため『そのうち慣れるだろう』と1カ月過ぎてしまった。来院される3日前に整形外科へ行き『仙腸関節炎』の診断を受けたが湿布と痛み止めであり、仕事中に服用しても効果がなかったことから家族の紹介で当院へいらした。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2020年5月 ~ 2020年5月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

動きでみると股関節の外旋制限、臀部を触れると特異的な緊張を触れたためこの部を解すことを考えた。
脛のツボとふくらはぎのツボを使うことで股関節の動き、臀部の緊張に対してアプローチした。起き上がり動作・立位時に臀部の軽さを感じてもらえた。臀部にふれると坐骨部に緊張がみられたため職業を考慮し、手のツボを選んだ。コリの消失を確認して次回に経過をみさせていただく。

2回目、『仕事中の痛みはほとんど大丈夫だった。体操していて腰を捻る動作がやりづらいからそこをお願いしたい』とのこと。
ふくらはぎのツボを使うことで対応した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

『仕事をしているときに痛みがでる』と言った症例であったため、臨床ではどこにどのようにアプローチすればよいかと考えました。そこで患者さんと共有できるものとして可動域であったり、圧痛の有無でありました。そこに焦点を当てて取り組むとスムーズに終えることが出来ました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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