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症例の鍼灸院:ゐろは鍼漢院

起床直後、足裏の痛みのため、床に足を着くことができない

   

起床直後、足裏の痛みのため、床に足を着くことができない

症状

鍼灸の症例「起床直後、足裏の痛みのため、床に足を着くことができない」(我孫子駅)

1ヶ月前より、両足裏の第三・四趾の所が痛む。特に左足が痛い。 スニーカーなど、靴底が柔らかい履物を履いている時は気にならないが、裸足でフローリングを歩くとき(特に朝起床して歩きはじめ)、サンダルなど、靴底が薄く硬い履物で歩行するときに痛みを感じる。 近くの整形外科で調べたところ、「モートン病」と告げられ、湿布や温熱療法を1ヶ月間受けたが、変化なし。 友人に相談したところ「鍼灸がいいよ」とすすめられ、当院に来院。

  • 来院者

    女性

    70 代

  • 期間

    2020年6月 ~ 2020年6月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    6回

施術と経過

初回 左右の足裏を観察したところ、痛みを感じる部位に、腫れや、熱感などは見当たらなかった。 続いて臀部から、踵までの筋肉の緊張を調べたところ、ふくらはぎに特徴的な硬結が発見された。 この緊張が、自然な歩行を妨げ、足裏に余計な負荷をかけた結果、症状が発症したと考え、確認したふくらはぎのコリに鍼施術を行った。 経過:初回施術後。翌日から翌々日にかけて、起床時の足を床についた際の痛みは少なく、ほとんど気にならない程であった。 2~3回目 初回と同じ施術を行う。 2回目施術翌日。朝、足を着地した際の痛みは消失。 3回目施術後から7日間 全く足裏に痛みを感じなく過ごすことができる。 4~6回目 4回目来院時。来院者は痛みなく過ごせて快適との知らせ受けるが、原因となる、ふくらはぎの緊張が僅かに残っているため、再発しないよう、以後6回目までふくらはぎの緊張を取り除くよう鍼を行い、施術を終了とした。

使用したツボ

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まとめ

モートン病をはじめ、足裏の症状は、骨盤周辺やふくらはぎの緊張が原因で起きることが多い。 この症例は、ふくらはぎの緊張が原因と考え、施術を行うことで速やかな改善が観察された。

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