症状

介護の仕事をしておりコロナウイルスの影響もあり夜勤時は人数が減らされ身体への負担が増していた。慢性的に肩こりと腰痛を抱えていたが特に最近は肩こりを酷く感じていた。今月に入り数回夜勤に入ったがそのときにはきまってキーンと高い音がある耳鳴りがある。最初は疲れと思いあまり気にしていなかったが毎度のため耳鼻科に行くことも検討していたが１週間前からドライヤーを持つと肩が怠くなることにあり、『肩こりが耳鳴りの要因になる』ことをネットで知ったことで当院へ連絡をいただいた。

施術と経過

耳と関連する肩上部をみると数か所にコリがみられた。また肩の動きをみると水平外転動作に制限をきたしていた。
そのため、このコリと動きを整えるように施術を行うようにした。
施術では、ふくらはぎのツボ・背部のツボ・足のツボを主にその時の身体の状態に合わせて施術を行った。
２回目の施術時には、『耳鳴りはあったものの音が半減している、肩の怠さは気にせず過ごせた』
３回目の施術時には、『耳鳴りを感じなくなった』とのこと。
計、４回施術を行い症状も安定していたことから施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 築賓 L
• 飛揚 L
• T2(0.5) R
• T2(2.5) L
• 曲泉 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

耳鳴りの正体は肩上部の緊張でありました。そこでこの部のコリを解すようにまた肩の動きを整えるように行うと症状消失へ向かいました。夜勤ときまった場面ではありましたが身体の緊張に目を向けて施術を行いました。すると短い期間で施術を終えることが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院