症状

4日前にジムで筋肉トレーニングを行って以来、肩関節に痛みを感じ今では横から挙げることが出来ない。挙げるとロックがかかり重くなってくる、痛めた当初より可動範囲は広くなってきたがなかなか治らないため連絡をいただいた。挙上は出来るものの、水平外転が１２０～１３０°程度である。

施術と経過

肩上部のコリを確認し、この部の緊張が肩の動きを制限していると考えた。また、この部は股関節とも連動を成すため動きをみると患側に開排制限がみられた。『この股関節の動きの悪さが肩関節の動きを制限しています』と伝え施術を始めた。
ふくらはぎの内外側に緊張がみられた為その部に鍼をした。股関節の動きをみると制限はとれた。また、肩関節も同様に動きの制限はとれた。左右差くなく動きを取り戻したため、施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 築賓 L
• 飛揚 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

本症例のポイントは、ふくらはぎに緊張があり、股関節の柔軟性が乏しかったことであります。施術する側として身体を広い視野でみていくことで肩の動きの悪さの要因を的確に捉え、スムーズに終えることが出来ました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院