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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

首を寝違えてからの痛みと腕の痺れのため不眠傾向にある

   

首を寝違えてからの痛みと腕の痺れのため不眠傾向にある

症状

鍼灸の症例「首を寝違えてからの痛みと腕の痺れのため不眠傾向にある」(東室蘭駅)

4日前の朝、起きると寝違えを起こし首を回すと激痛が走った。それを機に仕事中もズキズキと身体の奥の方まで痛みが響きその都度自分の手で押圧していた。その日の夜には痛みの度合いがさらに酷くなり、楽な姿勢が見当たらなくなった。加えて、腕の痺れまで出てきた。自宅にあった鎮痛剤を飲み、布団に入っても1時間程度で痛みに襲われ寝れずにいた。4日経ち生活・仕事と支障をきたし悪化傾向にあるため近くで施術できる所を探したところ当院がヒットした。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2020年8月 ~ 2020年8月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    4回

施術と経過

静止時に疼くような痛みがあった、特に肩上部のコリは強かった。また、左の回旋時に右の腕から手にかけて痺れが誘発されることもわかった。
首の動きと肩上部のコリを解すために背中にあるツボに鍼をした。すると、首の動作時痛・痺れがなくなり静止時の痛みも軽減した。後頚部の緊張緩和を目的に仙骨のツボを用いて仕上げた。

2回目、『施術後から寝ることが出来て楽になった。朝、起きるときにズキンと腕全体に痛みがあったのと仕事中の腕の重だるさが気になる』とのこと。
そこで手をつく動き、胸を広げるように手を後方へ回すと再現された。上腕二頭筋・大胸筋の緊張に注目し、手や肩甲骨にあるツボに鍼をした。

3回目、『仕事中の手の痺れのみ気になる、他はほとんど良くなった』とのこと。
肩甲骨内縁に触れていくと一箇所だけ痺れを誘発するポイントがあった、そこでこの部を解す目的で臀部に鍼をした。

4回目、間隔を開けて様子をみたが症状も安定したため施術を終えることにした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

眠ることが出来ないと身体のイライラも募りさらに状態も悪くなります、腕の痺れ・首の痛み・不眠=〇〇ツボではなくその人の何が原因でトラブルを起こしているのかを考えると本件は肩上部のコリでありました。このコリが解れるとさらに身体がみやすくなり肩の動き・腕の痺れと言った症状に対応できたと思います。寝違えを起こしてすぐに解消される方もいますが中には今回のように生活に支障が出るほどの症状をお持ちの方もいます。同じようにお悩みの方は、ただの肩こり・寝違えと思わず早めの相談も考えてほしいものです。

担当スタッフ

洲崎 和広

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