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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

歩くのが困難な脚の痛み

   

歩くのが困難な脚の痛み

症状

鍼灸の症例「歩くのが困難な脚の痛み」(東室蘭駅)

3年前から年1回程の脚の痛みに襲われ、その都度仕事を長期的に休みにしなくてはいけないことにストレスを感じていた。今回の症状が出始めたのは10日程前であるが立っていたり、数歩歩くと大腿部外側がズキズキとした痛みがあり、生活が不自由になる。5日前に市内の医療機関に受診し『仙腸関節炎』の診断を受けた。安静を第一に1週間で改善がみられなければブロック注射をする方針を伝えられた。これまでの経験上、ブロック注射の効用も把握していたため他の手段として当院に行き着いた。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2020年8月 ~ 2020年9月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    8回

施術と経過

腰臀部の緊張が著明であり、大腿部後面には圧痛がみられた。そこでこれらを緊張を取り除くように施術を組みたてた。
1回目の施術後『スーパーの駐車場から店内まで歩けたがその後はいつもの症状が出てきた』と報告を受け、大腿外側の痺れに対する施術を加えた。
3回目、『前回からスーパーの中を回って歩けるようになった、時間にして20分』とのこと。
4回目、5回目と繰り返すたびに痛みの程度が治まり疲労時のみとなった。
(ここまで週2回で行い、ここから施術間隔を週1回にする)
6回目『1か月休んでいた運動教室に参加できた』とのこと。
8回目には生活に支障なく活動範囲も広がっている報告を受け施術を終了とした。

使用したツボ

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まとめ

痛みなのか痺れなのかで施術するポイントは変わってきますが本件で言えば、両方行うことで改善への道を開けました。患者さんは痺れなのか痛みなのか判断できないことが多く、『ズキズキとした痛み』と言っているからこうではなく、身体のコンディションを見極める専門的な目も必要と再認識した症例であります。

担当スタッフ

洲崎 和広

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