症状

1週間前の部活(アメリカンフットボール)のアップ中に腰に違和感を抱き、そのまま練習しているとさらに悪化した。その痛みを感じてからは徐々にパフォーマンスが落ち部活参加時間も短くなっていった。今ではアップの時点で痛みがズキズキと強くなるため積極的な運動は出来ない。腰部の側屈ストレッチを行うと伸展側が痛く自分ではこの部の痛みさえなければ復帰できると言うことだった。

施術と経過

腰部側屈伸展側の動きに注目すると、臀部に特異的な緊張がみられた。そこでこの部を解すように手のツボと腰のツボに鍼をした。動作時痛をみると10→３になった。
2回目、『痛い場所が変わって、真ん中に感じる』とのこと。腰部に緊張がみられた為対応する脚のツボに鍼をした。
３回目、『部活動をフルメニューこなすことが出来ている』とのこと。これまでと同様の施術を行い全て終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 腸鳴 L
• 渝谷 L
• 委中 L
• 陰谷 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

患者さんの不安な動きを解消することで改善できた症例であります。日常生活は問題ないがそれ以上の負荷がかかると痛くなることはあります、そのような時こそ周囲から受ける緊張をみて取り除くことが解決への一歩と思います。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院