症状

妊娠３０週であり、妊娠中期頃から腰臀部痛を感じ始めた。
症状に波があるが最近は痛みを感じることが多く、常時股関節の外側に痛みがあり足が重たく歩くのが億劫である。酷くなると立ち上がりさえも困難になり動けなくなることもあった。これまでマッサージ・整体を行う施設に通っていたもののあまり効果を感じることが出来なかったため連絡をいただいた。

施術と経過

発症時期から体内環境の変化が大きいと考え、重心を整えることを考えた。そこで、肩甲骨内縁のツボに鍼をした。すると症状が大幅に改善され、臀部の圧痛のみ気になるようであった。そこで関連する腰部のツボに鍼をし、手の甲のツボで仕上げた。
2回目、『施術後から快適に過ごせている』とのこと。
同様の施術・セルフケアの指導を行い終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 六丘 R
• 腸鳴 R
• 渝谷 R

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

体内環境の変化により、重心の偏りが症状を起こしてたと思われます。そのような時、肩甲骨内縁は大きなポイントとなります。本症例はこの部と関連を見出すことで症状の改善へと努めました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院