症状

それまで首こり・肩こりを感じたことはなかったが2か月前から症状として現れ始めた。2か月前を思い出すとちょうど寒くなり雪が多く降り始めた時期である。最近では雪かきをしていると段々と痛くなる。何よりデスクワークをしていると首が下がって、猫背が助長されるようになるため連絡をいただいた。

施術と経過

患部をみると頸椎と胸椎の境目が最も辛く、常にこの部が重だるい様子だった。
そこで、腰部のツボに鍼をしてこの部にアプローチした。だるさが取れると、左の頸部に張り感を訴えた。
そこで、手の甲・足のツボを使った。１０分置鍼しているとそれまで冷えていた下半身が一気に温まり『呼吸が楽に行えるようになった』とのこと。

2回目、『おかげで仕事に集中できている』とのこと。
前回と同様の施術方針のもと行い、経過良好と判断し様子をみていただくことにした。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• L4(2.5) LR
• 曲泉 L
• 合谷 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

スマートフォンの普及により“首下がり症候群”と言うワードもきくようになりました。年齢や既往歴から、姿勢・筋肉のトラブルと判断し施術を行いました。本件に関して言えば、頸椎下部と腰椎下部との連動を用いたことがポイントであります。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院