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症例の鍼灸院:ゐろは鍼漢院

右を振り向くと首と人差し指が痛む。

   

右を振り向くと首と人差し指が痛む。

症状

鍼灸の症例「右を振り向くと首と人差し指が痛む。」(我孫子駅)

3ヶ月前に、首の右側に寝違えたような痛みを覚える。その症状を改善しようと、自己流のストレッチをしていたら、右腕・肩・手に突っ張るような※違和感が出現。

※人指し指はしびれ、手の甲から中指・薬指・小指は突っ張るような感覚。

症状が出現するに至る原因は明確ではないが、毎日電車で1時間以上、頭を下げて、居眠りをしているので首には以前から負担をかけている自覚はあった。

重いものを持ったり、右側を振り向く動作で、人差し指にしびれが起きる。
仕事は、1日8時間近く、パソコン作業を行うため、披露を手首と目に感じる。

  • 来院者

    40 代

  • 期間

    2020年6月 ~ 2020年7月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    5回

施術と経過

初回)
首の動きを確認したところ、右を振り向く動作に最も制限があるため、動きを制限していると考えられる背中の緊張を解くために手のツボに鍼を行った。
また、手指のしびれを寛解する目的で首の付根のツボに鍼を行う。
経過:初回翌日。人差し指全体の痛みの範囲が狭くなり、翌々日には痛みが消失。

2~5回目)
指の痛みは消失したが、首を右に倒したとき、右の首筋に痛みが走る。

初回とは、痛みを誘発する動作が異なるため、再び、首から背中にかけて調べたところ、手の披露が胸鎖乳突筋(耳の後ろから、鎖骨にかけて広がる筋肉)の緊張を招いていると予測し、同筋肉を緩めることを目的に手足に鍼を行う。

同じ処置を5回目まで継続し、2週間経過観察をしてもらったところ、症状の再燃なく、過ごせたとの報告を受けたため、再発予防のエクササイズを指導して施術を終了とした。
その後は、再発予防と健康増進のため1ヶ月に一度通院を継続中。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

日頃から、長時間に及ぶ、パソコン作業と、連日の通勤中の居眠りにより、首にはかなりの披露が蓄積していたと考えられる。
施術内容は痛みの自覚のある首周辺だけではく、手指の緊張など、症状誘発の原因と考えられる場所にも焦点をあてたことで、早期改善が見られた。

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