症状

ランニングを日課をしており、１日におきに20km程度走っている。2週間前に快晴の日があり、いつもよりスピードを高めランニングをしていると膝の内側にチクッチクッとした嫌な痛みを感じた。それ以降、スピードを控えランニングを行っていたが一向に良くならずランニング時のサポーターが手放せなくなったため相談いただいた。

施術と経過

膝の内側に触れると圧痛のポイントがあり、特に屈曲時に誘発されることがわかった。そこで、身体をみていくと膝の裏側に強い緊張がみられたためその部に鍼をした。また、背骨にも強い緊張がみられため鍼を加えた。この時点で圧痛と動作時痛が解消されていた。最後に膝の動きの起点となる臀部に鍼をして仕上げた。

2回目、『小走りで感じていたチクッチクッとした痛みがなくなっている。今日ランニングしてみたが問題なかった』とのこと。前回と同様の施術方針で行い、残っていた緊張を取り除いた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 内眼裏 L
• T9(1) L
• 膝根 L

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

雪道において注意しながら走るを動きを考えると膝の裏側に緊張を作ってしまいます。そこで、その部に注目したのが本症例のポイントであります。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例の鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院