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症例の鍼灸院:空鍼灸院

あぐらをかくと痛む腰痛

   

あぐらをかくと痛む腰痛

症状

鍼灸の症例「あぐらをかくと痛む腰痛」(郡山市)

数十年前から常に腰痛は感じていたが最近床に座った時と床から立ち上がる際に痛みが発生する。椅子に腰掛ける場合痛みはない。
普段の生活では床に座椅子置きその上に座るという生活をしているため日常生活でも気になっているとのこと。

  • 来院者

    男性

    50 代

  • 期間

    2021年2月 ~ 2021年3月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    6回

施術と経過

〈1診目〉
ベットの上であぐらの姿勢をしていただくとやはり痛みが現れる。しかし正座にしてもらうと痛みは現れない。このことから腰椎周囲の筋緊張と考え施術を行った。
腰周囲の緊張を緩和させるためお尻とふくらはぎのツボに鍼を行う。腰の筋緊張が緩和したことを確認し再びベッドの上にあぐらを書いていただくと痛みは現れなくなった。
腰の動きに関連する肩甲骨周囲も触診すると緊張が確認できたため鍼を行い施術を終了した。

〈3診目〉
ベッドの上であぐらをかく程度では痛みは現れなくなったが長時間座ると痛みが現れる。股関節の動きを良くするため腰のツボと手のツボにも鍼を行い痛みが出なくなったことを確認し施術を終了した。

〈6診目〉
日常生活ではほとんど痛みは出なくなったもともとあった重だるさも減ってきている感じがするとのこと。
症状安定のため前回と同様の施術を行い、日常生活は問題なくなったとのことなので施術を終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

床に座ると骨盤が後傾し腰が後ろに倒れるような姿勢になるため腰に力が入ってしまいあまり腰にいい姿勢とは言えない。逆に正座をすると骨盤が立って背筋が伸びるため痛みが出にくい。座椅子に座るよりも椅子に腰掛ける生活の方が腰への負担は少ないため椅子での生活をお勧めした。

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