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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

懸垂をして痛めた肩

   

懸垂をして痛めた肩

症状

鍼灸の症例「懸垂をして痛めた肩」(東室蘭駅)

数か月前からスポーツジムへ行き始め、最近トレーナーさんからの渡されたメニュー欄に懸垂を6~8回と言う項目が追加された。やってみたものの今の自分の筋力では2回が限度。3回目のときに自分の体を持ち上げようと手や指に力を入れた瞬間に右肩が“ピキッ”と言いそれ以降違和感を覚える。

その痛めた状態で帰宅するとベッドからの起き上がりのときに二の腕部分が痛み、服の着脱しづらさ、フライパンを長く握っていると母指球が痛くなってくるなど生活に支障をきたすようになってきた。
通院歴があることから連絡をいただいた。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2018年8月 ~ 2018年8月

  • 通院回数

    2回

施術と経過

発生状況を踏まえ整形外科的な検査を行うと上腕二頭筋を痛めていることがわかりました。
発症から2日後と言うこともあり、痛みがピークの時でした。上腕二頭筋ストレッチ肢位では腕に激痛が走り、黙ってでも重だるい感じが腕にありました。

原因を探ると頸椎下部2個所に強い硬結を確認しました。鍼をするとベッドの起き上がり動作の緩和と上腕二頭筋ストレッチ肢位での痛みの消失をしたことから初回の治療を終えました。

一週間後、ベッドから起き上がりのときに若干の痛みが残っていました。
前回と同じように治療をし同様のテストを行ったところ全く痛くなく、家庭生活も快適になってきたと言っていたので治療を終了しました。


使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

運動の仕方を教えたあとは自己管理になる、スポーツジムで怪我をした症例。
自分の筋力の限界点で筋肉を傷めてしまったケースであります。腕の痛みの原因は頸部にある緊張でありました。初診時に発生状況の確認のため懸垂動作をやってもらうと逆手であっため上腕二頭筋に注目しました。
どのようにして痛めたのかと言う動きを分解することで患者さんと情報を共有し早期に改善することができました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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