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突然の便意が怖く、外出する日は食事が出来ない過敏性腸症候群(IBS)下痢型

   

突然の便意が怖く、外出する日は食事が出来ない過敏性腸症候群(IBS)下痢型

症状

鍼灸の症例「突然の便意が怖く、外出する日は食事が出来ない過敏性腸症候群(IBS)下痢型」(JR平和駅/中央バス北郷2条13丁目バス停)

30年来の下痢症状がある。

症状は特に緊張する場面や、トイレにすぐに行くことができない状況(公共交通機関利用時など)、疲れた時に悪化する。

この症状を患うようになってからは、外出する際や、人前で話さなければならない時は、下痢するため一日食事をとらないようにしている。

病院では「過敏性腸症候群」と診断を受け、処方薬を使用しているが、改善はみられないとのこと。

以前、当院にて別の症状で通院していたこともあり、「鍼で治すことは出来るのか?」とご相談いただいた。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2018年1月 ~ 2018年4月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    11回~15回

施術と経過

初診時

腹部の状態を診てみると、下腹部、おへその周りに硬さ、圧痛を確認できたため、そこに関係の深い足首やスネのツボに鍼をした。
お腹が温かくなったことを実感して頂けたため初回の施術を終了した。

2回目~5回目

前回のツボに加え、おへその横にも硬さを確認したため、そこに関係のある肘にも鍼をした。
5回目には薬を使わずに生活出来るようになっていた。


6回目
5日目の施術から10日間、間をおいてみたが、前回後から下痢症状出ていない。
まだ便が軟らかめではあることから、間隔を伸ばしながら施術を継続し、13回目には症状も不安もなくなったという事で、施術を終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

腹部の過度な緊張と精神的緊張が重なることで腹部がこわばり、胃腸の動きを妨げていると考えた。

鍼灸は身体の緊張を緩和することに長けた施術法であり、さらに腹部に鍼をせずとも、全身のツボから腹部の硬さを調整出来る。

今回のような長い年月患った症状でも改善できる可能性がある為、同じようなお悩みの方にも鍼灸施術を選択していただきたいと思う。

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