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症例の鍼灸院:梶谷接骨院・鍼灸院

動き始め踵が痛くて歩けない

   

動き始め踵が痛くて歩けない

症状

鍼灸の症例「動き始め踵が痛くて歩けない」(岡場駅/神戸市・三田市)

普段と違う靴を履いてジョギング後、左の踵に痛みを覚えた。ほっておけば治ると思っていたが、日に日に痛みが増してきて、朝の起きがけや座って休憩後立つときなど、動き始めがしばらく動けないほど痛くなってきた。趣味のジョギングもできなくなってきたため骨に異常があるのかと思い整形外科を受診した。レントゲン検査で骨に異常はないと言われ湿布を処方された。3週間ほど湿布を毎日貼っていたが全く症状が改善されず困っていたところ、ジョギング仲間に紹介されて来院する。

  • 来院者

    女性

    40 代

  • 期間

    2017年7月 ~ 2017年8月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    8回

施術と経過

問診をしていくと、踵が痛くなる一か月前に風呂場で滑って転倒したときにむち打ちのようになり首が痛かったことがあり現在も違和感が残っていることが分かった。身体全体を観ていくと腰の付け根に異常に硬いところがあった。そこに鍼をしたところ左の踵の動き始めの痛みは軽減し首の違和感は消失した。2回目、起床時の痛みは残っているものの、今まで湿布など何をしても取れなかった日中の動き始めの痛みが軽減し希望が持てたとのことだった。5回目まで同じ施術を繰り返したところ起床時の痛みもなくなったとのことでジョギングを復帰してもらった。6回目、踵は痛くないが、走っている時だけ、土踏まずが張ってくるということであった。股関節と足首の硬さが残っていたため、そこを柔らかくするツボに鍼をし、8回目には全く痛みがなくジョギングできるということで終了とした。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

足底筋膜炎は、痛みの出ている踵に湿布をしたりマッサージをしても症状は変わらないことが多い。踵に痛みが出た原因にアプローチすることが重要である。今回の足底筋膜炎の症例は、転倒をきっかけに腰仙骨部に異常をきたし、身体のバランスが崩れ踵に負担がかかって発症したものであった。踵の痛みの原因となったよう仙骨部を調整することにより順調に回復することが出来た。

担当スタッフ

梶谷和史

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