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漢方を飲まないと、お腹が張りスッキリせず便秘になる

   

漢方を飲まないと、お腹が張りスッキリせず便秘になる

症状

鍼灸の症例「漢方を飲まないと、お腹が張りスッキリせず便秘になる」(札幌市東区北46条東15丁目4-22)

薬局助手として病院で勤務。運動習慣があり、食事は食物繊維などを多くとるようにしているが便秘がちで漢方の防風通聖散を医師に処方して貰っている。

防風通聖散を朝と夕方に2回、毎日飲んいるが便秘になることもある。だが、薬を飲まないと、お腹が張りスッキリせず必ず便秘になるとのこと。そこで、腰痛の施術で当院を受診している際に便秘を改善できると聞き施術を開始した。

  • 来院者

    女性

    38 歳

  • 期間

    2018年6月 ~ 2018年7月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    5回

施術と経過

お腹を触診すると、お臍まわりと上前腸骨棘付近、肋骨の下部に緊張がみられた。
そこで、足のツボに鍼をし10分置鍼をおこなった。
緊張が緩んだのを確認、週1回の通院を提案1回目(6/4)の施術を終えた。
※初診後から漢方を飲んでいません。

2回目(6/12) 初診の2日後に6/7と6/11に排便がある。3日空けずに排便があったが、残便感があるとのことだった。お腹の緊張している場所に変化があり、使うツボ変更し施術を行った。3回目(6/22)前回の施術の2日後の6/14、6/16、6/18、6/20に排便があった。6/17に強い腹痛があり6/18は下痢になったとのことだった。腸が以前よりも活発に動き出した為と考察し、お腹の緊張を診て使うツボをかえ施術を行った。4回目(7/2)6/24、6/27、6/30、7/1に排便があった。腹痛や残便感がなかったとのことで同施術を行った。5回目(7/9)前回の施術から1日おきに排便があり、お腹の張りや残便感もなくなったとのことで施術を終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

お腹と腰の筋肉の緊張が著明であった。その為に腹圧が高まり腸の蠕動運動が減少して便秘になったと考えられる。緊張が緩んでいくことで活発に腸が動き出し、お腹の張り感や残便感が改善され薬を飲まなくても定期的な排便を行えるようになった症例。

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