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症例の鍼灸院:鍼灸マッサージたかはし

夜に首の痛みが強くなる

   

夜に首の痛みが強くなる

症状

鍼灸の症例「夜に首の痛みが強くなる」(名鉄桜井駅/愛知県安城市)

産後約3週間。
一週間前に首が急にビシッとなり、夜に激痛が起きるようになった。痛みがでて治まっていくのを待っていたが、症状が変わらず続いていることと痛み止めを飲むほどの激痛のため、妊娠中も来院されていた当院へご連絡をいただいた。
左の耳の後ろ、頭と首の境目の辺りが痛む。起きている時は授乳中にも痛むが、夜寝ている時に激痛になる。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2018年8月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    2回

施術と経過

左を向く動作で首が痛むが、ご自身で確認するために何度も動かしていくうちに痛みが無くなってきた。
眉間の左寄りを抑えると首の痛みが増す。
触診で首肩の広い範囲の腫れぼったさを確認した。

初診 症状がある場所の周辺の腫れぼったさは炎症があるのではないかと考え、手のツボに鍼をした。
   授乳中や抱っこなど前かがみで負担をかける姿勢も多いため、首の硬さや痛みが強い場所と連動する部分へ施術をした。
   施術は午前中。当日の夜は激痛は変わらずでたが、その翌日夜は痛みが減っていた。
2診 首肩の腫れ感は少し残っている。痛みが最初よりも上の方、後頭部痛のところになった。腕の負担や座っているときの臀部の負担を考えて肘と臀部へのツボへ鍼をした。
2診から4日後に痛みが引いてきたという連絡をいただいた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

左腕に赤ちゃんの頭がくる抱っこが多いということだった。新生児の授乳は回数も頻繁で時間もかかり、慣れない姿勢が続き首や肩に症状が出た。
腫れ感が強く、夜の授乳などでしっかりと休息がとれずに炎症が治まらなかったのが症状が長引いた原因なのではないかと考えている。

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