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症例の鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

足首の捻挫後から続く痛み

   

足首の捻挫後から続く痛み

症状

鍼灸の症例「足首の捻挫後から続く痛み」(東室蘭駅)

同じチームメートから当院の紹介を受けた。

1か月前に足首を捻挫し、整形外科で処方された湿布・痛み止めの薬でピークの痛みは過ぎた。ただ、歩行時の痛みがなかなかとれず大好きな少年野球をすることが出来ていない。
約2週間後に大きな大会も迫っており何とか試合に出場したい想いがある。と最初の電話連絡を母親から受けた。

足首の疼痛部位は、外くるぶしの下に出ており圧痛もあった。足首の可動性を確認し指先を下へ下げる動き(底屈)に制限がみられた。腫れ感も若干みられた。
歩行時は、踏み出しのとき・足をつくときどちらも痛みがみられた。

  • 来院者

    男性

    10 代

  • 期間

    2018年7月 ~ 2018年8月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    4回

施術と経過

発症から1か月経過しており、足首の動きに歪みを感じられました。腰椎に鍼をするとすぐに動きが良くなった。続いて、脊骨に炎症反応を示す硬結を見つけたので対応する手のツボに鍼をしました。
歩いてみると疼痛部位がまだ痛みが残っているようでした。そこで足指にあるツボに鍼をすると緩和されました。

2診目、同様に施術を行いました。施術後に歩行動作、バッティング動作もできるようになり本人の表情が緩みました。

3診目、練習試合のあとに来てもらいました。足首の違和感はなくなっており久しぶりに動いたためかふくらはぎが張っていました。
腰部のツボを使い緩めました。

4診目、症状が安定し大会も迎えることが出来そうと言っていたので同様の施術をし、終了しました。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

足首の施術となると固定・安静・冷却がほとんどである。今回のように足首の捻挫後に痛みが残るケースと言うものは多々ある。それは足首に原因が無いからである。
全身観察を行うことで、負担が掛かっていた腰部にポイントを見つけることが出来ました。
可動域を高めることで痛みを抑えて少数のツボで施術を行うことが出来ました。大会にも間に合うことで患者さん・その家族からも感謝されました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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