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症例の鍼灸院:うめの手鍼灸院

苗を引き抜くとき踏ん張ったら脚に電気が走った

   

苗を引き抜くとき踏ん張ったら脚に電気が走った

症状

鍼灸の症例「苗を引き抜くとき踏ん張ったら脚に電気が走った」(小田急線秦野駅/神奈川県秦野市)

苗を引き抜くとき踏ん張ったら脚に電気が走った

農作業で苗を引き抜いたために踏ん張ったら、右おしりからふとももにかけてビリビリっと電気が走った。初めての体験で不安に思い、まずは整形外科を受診したが、「骨に異常なく」痛み止めの注射し2回通院したが痛みが改善せず。ネット検索して来院された。

  • 来院者

    40 代

  • 期間

    2018年3月 ~ 2018年5月

  • 頻度

    月3回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

1診:まずは痛みがある動作に確認したところ、体の前後に動かす時、座位から立ち上がる時に右おしり:臀部に痛みが出るため、腰と臀部の関係に問題が生じていると考え、腰に刺鍼。また、股関節を曲げると鼠径部につまり感があるため腹部、腸腰筋の緊張も関係していると考え、足に刺鍼。体が動きやすくなり、痛みも減少。「体全体が軽く温かくなった」とのことでこの日は終了。

2診(1週間後):痛みは前回よりも減っているが、臀部や脚にややつっぱり感があるため、前回と同様に腰、足に刺鍼。今日は、肩の張り感をを強く感じため、首周りの張り感が原因と考え手や肩甲骨に刺鍼。肩の張り感が解消されると同時に、腰や脚の張り感もさらに改善した。

3~4診(約1か月後):臀部や脚の痛み、違和感がほとんどなくなる。ケアのために臀部、肩甲骨に刺鍼。

5診(約2か月後):痛みや違和感が全くなくなったため、施術終了とした。

使用したツボ

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まとめ

農作業では中腰動作での作業が続き、臀部に緊張が強くなっていた状態で利き足である右脚で踏ん張ったところ、右脚全体に負担がかかってしまったと考えられる。痛みに着目するのではなく、できない動きの原因を見極めてアプローチしていくことが早期改善にも繋がり、患者さん自身の不安もなくなる。

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